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2019年6月14日

変圧器絶縁油の交換サービス

変圧器 絶縁油の交換作業

絶縁油は、変圧器やコンデンサーに使用されており、その主な役割としては、機器の絶縁性能を保つことと、機器自体の冷却を行うこととです。
長年使用いたしますと、絶縁油の性能が低下し、絶縁破壊の原因となる場合もございます。
変圧器内部の絶縁油が茶褐色になってきたら交換の時期になりますので、安全に電気をお使いいただくためにも絶縁油の交換をお勧めいたします。

我が社では、長年の分析実績に基いて劣化していると判断した場合には、絶縁油取替作業用タンクローリーと脱気装置(絶縁油浄油機)をお客様先に派遣。安全かつ迅速に、絶縁油を交換します。



絶縁油交換の手順


1.絶縁油の各種分析試験
年次点検の際の変圧器の高圧絶縁抵抗測定が低下しているか、
変圧器の絶縁油を採取しての破壊試験の結果により、交換すべきか判断します。
設置から10年以上経過すると絶縁抵抗測定が当初より半分以下になり、茶褐色に変色します。
エレックス極東では、絶縁油の各種分析試験を行っております。ぜひご相談ください。

 新油から劣化油への色相診断
 
 
2.絶縁油交換専用タンクローリ

 お客様の変圧器の容量によっては、絶縁油交換専用のタンクローリ車で向かいます。

 

3.変圧器内の既存油の除去と洗浄

 変圧器内のコイルやリード板を傷つけないよう既存の絶縁油を抜きいたあと、
 新油で変圧器内の不純物を洗い流します。洗浄に使用した絶縁油も残さずに
 抜き取ります。

 

4.新しい絶縁油の注入

 変圧器内部がきれいになったら、新油を注入します。

  

5.高圧絶縁抵抗値の確認

 変圧器のふたを戻して、高圧絶縁抵抗を測定します。
 異常がないこと、絶縁抵抗が回復したことを確認します。


6.再送電および復旧

 再送電および復旧します。